カテゴリ:さいたま市北区 地域情報 / 投稿日付:2026/03/07 12:53
さいたま市北区の空き家は約7000戸|相続した実家はどうする?
近年、全国的に空き家問題が社会問題となっています。さいたま市北区でも例外ではなく、 相続などをきっかけに空き家となる住宅が増えています。
「実家を相続したが住む予定がない」
「空き家のままにしているが問題ないのか」
このような相談は不動産の現場でも増えています。 今回は、北区の空き家の現状と、相続した実家の対処方法について分かりやすく整理します。
1さいたま市北区の空き家は約7000戸
住宅・土地統計調査によると、さいたま市北区の空き家は約7000戸、 空き家率は約10%前後とされています。
これは、およそ10軒に1軒が空き家という計算になります。
つまり、空き家問題は一部の地域だけの特別な話ではなく、北区でもすでに身近な課題になっているということです。
また、埼玉県全体でも空き家は増加しており、
- 空き家数:約33万戸
- 空き家率:約9.3%
となっています。埼玉県は全国平均より空き家率は低いものの、 住宅数が多いため、空き家の数そのものは非常に多いという特徴があります。
2空き家が増える理由
さいたま市北区で空き家が増える理由として、主に次のようなものがあります。
空き家の原因として最も多いのが相続です。例えば、
- 親が亡くなり実家を相続した
- 子どもはすでに別の場所に住んでいる
- 遠方に住んでいて管理できない
このような理由で、実家が空き家になるケースがあります。
また、相続人が複数いる場合には、
- 売却の話がまとまらない
- 名義変更をしていない
といった理由で、空き家のまま放置されることもあります。 「とりあえずそのままにしておく」が長引くほど、後から整理しにくくなるのが実情です。
高齢化も背景のひとつ
高齢者が施設へ入居したり、子どもと同居したりすることで、 住まなくなった住宅が空き家になることもあります。
住宅の老朽化
築年数が古くなると、住宅の維持管理が難しくなり、 結果として空き家になってしまうケースもあります。
3空き家を放置するとどうなる?
空き家をそのまま放置すると、次のような問題が発生する可能性があります。
- 建物の老朽化
- 雑草やゴミなどによる近隣トラブル
- 不審者の侵入など防犯リスク
さらに、管理されていない空き家は行政から「特定空家」に指定されることもあり、 固定資産税が高くなる可能性もあります。
そのため、できるだけ早めに対応方針を決めることが大切です。
4相続した実家の主な選択肢
相続した実家には、主に次のような選択肢があります。
住む予定がない場合は、売却することで資産を現金化できます。 固定資産税や管理の負担もなくなるため、多くの方が選択する方法です。
住宅の状態が良い場合は、賃貸として貸し出すことも可能です。 家賃収入を得ながら資産として保有することができます。
建物の老朽化が進んでいる場合は、解体して土地として売却するケースもあります。 建物付きでは売りづらい場合に現実的な選択肢になります。
どの方法が適しているかは、建物の状態・立地・相続人の意向によって変わります。 大切なのは、「空き家のまま置いておく」以外の選択肢を早めに知っておくことです。
まとめ北区の空き家問題は“身近な相続問題”でもある
さいたま市北区では、約7000戸の空き家が存在し、10軒に1軒が空き家と言われています。
空き家の多くは相続をきっかけに発生しており、 放置すると管理や税金の負担が増える可能性があります。
- 空き家の現状をまず知る
- 放置リスクを理解する
- 売却・活用などを早めに検討する
相続した実家の対応に悩んでいる場合は、 「まだ大丈夫」と先送りにせず、早めに方向性を考えることが大切です。


