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大宮小学校が建替えへ?旧区役所跡地と一体で動く「大宮駅東口」再開発の行方
カテゴリ:さいたま市北区 地域情報  / 投稿日付:2026/09/06 12:11

大宮小学校が建替えへ?旧区役所跡地と一体で動く「大宮駅東口」再開発の行方

更新日: 2026年9月6日

大宮駅東口からほど近い、大宮の中心市街地。このエリアで今、大宮小学校や旧大宮区役所跡地などを含む大規模なまちづくりが動き始めています。

明治6年(1873年)に創立し、150年以上の歴史を持つ「大宮小学校」。その周辺には、すでに解体された旧大宮区役所跡地をはじめ、大宮中部公民館、大門町自転車駐車場などの公共施設が集まっています。さいたま市では、これらを含む約3.3haのエリアを「大宮駅東口駅前賑わい拠点」と位置づけ、将来のまちづくりに向けた検討を進めています。大宮駅東口の街並みは、これからどのように変わっていくのでしょうか。

今回は、大宮小学校の建替えと旧大宮区役所跡地の活用を中心に、計画のポイントや今後の街への影響を見ていきます。

1.150年以上の歴史を持つ「大宮小学校」が建替えへ

今回の計画で特に注目したいのが、大宮小学校の建替えです。大宮小学校は長い歴史を持つ一方、校舎などの老朽化が課題となっています。

そこで、周辺を含めた大規模な一体開発の完成を待つのではなく、子どもたちの教育環境を早期に改善するため、学校施設の更新を先行して進める方向性が示されています。

一方、大宮小学校は単なる学校施設ではありません。長年この地域で多くの子どもたちが学んできた、地域にとって象徴的な場所でもあります。建替えにあたっては、校庭などの教育環境をどのように確保するのか、現在の緑や地域とのつながりをどう残していくのかなども重要なポイントになりそうです。「新しくすること」と「大宮らしさを残すこと」。その両方をどのように実現していくのか、今後の計画が注目されます。

2.旧大宮区役所跡地と一体で「駅前賑わい拠点」へ

もう一つの大きなポイントが、旧大宮区役所跡地を含めた周辺エリアの活用です。今回の構想は、大宮小学校を単独で建替えるだけの計画ではありません。

旧大宮区役所跡地や大宮中部公民館、大門町自転車駐車場などを含め、約3.3haというまとまったエリアを活用し、大宮駅東口の新たな「賑わい拠点」を形成することが検討されています。公共施設の再編や複合化に加え、人が集まり、歩き、滞在できる空間をつくることで、大宮駅東口全体の魅力を高めていくことが期待されています。

大宮駅東口では近年、大門町周辺の再開発など、街の姿が少しずつ変わってきました。そこに今回の旧区役所跡地周辺の再編が加われば、駅前だけではなく、その先の街へ人の流れを広げるきっかけになるかもしれません。

3.大宮駅東口は「駅前」から「歩きたくなる街」へ?

今回の計画を見るうえで、実は大切なのが「人の流れ」です。大宮駅は多くの人が利用する巨大ターミナルですが、東口では駅周辺だけで用事を済ませ、その先まで歩く機会が少ないという側面もあります。

今後、駅前の歩行者空間や周辺の再開発と、旧区役所跡地周辺の賑わい拠点がつながっていけば、「大宮駅を利用する街」から「大宮の街を歩いて楽しむ街」へ。そんな変化につながる可能性があります。駅から大門町、旧区役所跡地、大宮小学校周辺へと人の流れが生まれれば、沿道の店舗や地域の活性化にも影響してきそうです。

4.暮らしや不動産市場にはどんな影響がある?

こうした公共施設の再編や駅周辺のまちづくりは、周辺の暮らしや不動産市場を考えるうえでも注目したいポイントです。

まず考えられるのが、ファミリー層から見た街の魅力の変化です。大宮駅という交通・商業利便性の高い立地に加え、学校や公共施設などの生活インフラが更新されれば、「駅に近く便利」というだけではない街の魅力につながります。また、歩行者空間の整備や新たな賑わい拠点によって人の流れが変われば、周辺の店舗や住宅への注目度にも影響する可能性があります。

ただし、再開発が行われれば必ず不動産価格が上昇するというものではありません。具体的な施設内容や整備スケジュール、周辺の住宅供給、金利や不動産市況など、さまざまな要因によって市場は変化します。そのため、現段階では「価格が上がる」と考えるよりも、大宮駅東口の住環境や街としての評価を変える可能性のある計画の一つとして見ておくのがよいでしょう。

5.これからの大宮駅東口に注目

150年以上の歴史を持つ大宮小学校。そして、その隣に広がる旧大宮区役所跡地。大宮の歴史を象徴する場所が、これからの大宮をつくる新しい拠点へと変わろうとしています。

大宮駅東口では、駅周辺の再開発だけでなく、公共施設の再編や歩行者空間の整備など、複数のまちづくりが同時に進んでいます。今回の計画が具体化していけば、「大宮駅東口で暮らす」という価値そのものにも変化が生まれるかもしれません。地域の不動産を扱う立場としても、今後発表される具体的な整備内容やスケジュールを引き続き注目していきたいところです。

参考・出典

  • さいたま市「大宮駅東口周辺 公共施設再編/公共施設跡地活用全体方針」
  • さいたま市「大宮駅東口駅前賑わい拠点まちづくり懇話会」

※本記事は公開されている計画・検討資料等をもとに作成しています。今後の検討状況により、整備内容やスケジュール等が変更される場合があります。

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