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【2026年最新データ】埼玉県の地価上昇の背景と、市場動向を踏まえた物件選び・売却の考え方
カテゴリ:ベルツリーの不動産コラム  / 投稿日付:2026/06/20 10:58

【2026年最新データ】埼玉県の地価上昇の背景と、市場動向を踏まえた物件選び・売却の考え方

更新日: 2026年6月20日

2026年6月に発表された最新の不動産データにおいて、埼玉県の住宅地の地価は引き続き堅調な上昇推移を見せています。ニュース等で不動産価格の上昇が報じられると、購入を検討されている方はタイミングに迷われることが多いかと思います。

しかし、不動産の購入や売却においては、市場の動向に過度に左右されず、冷静な判断を下すことが大切です。

本コラムでは、現在の埼玉県を中心とした不動産市場でどのような変化が起きているのかを客観的な視点で整理し、これから物件を購入したい方、あるいは売却を検討している方に向けた具体的な考え方をお伝えします。

1. 埼玉県の地価を押し上げている主な要因

埼玉県の地価上昇は、県内全域が一律に上がっているわけではなく、特定のエリアへの需要集中が平均値を押し上げています。その背景には、主に以下の3つの要因があります。

① 東京都心部の価格高騰による需要の流入

最も影響が大きいのは、東京都心(特に東京23区内)の不動産価格の高騰です。都心部の新築マンション価格が上昇を続けた結果、「通勤利便性を保ちつつ、現実的な予算で広さを確保できるエリア」として、埼玉県の県南エリア(川口市、戸田市など)や、都心へ直通する路線の沿線(和光市、朝霞市など)に購入希望者が流れています。

② 主要駅・ターミナル駅周辺の再開発

さいたま市の大宮区や浦和区など、主要駅周辺の再開発が進んでいることも大きな要因です。商業施設や生活インフラが整備され、街としての利便性や評価が向上したことで、県内外から高い需要を集めています。こうした駅周辺は価格が下がりにくく、地価上昇を牽引するエリアとなっています。

③ 中古物件市場への需要シフト

新築物件の価格が高止まりしている影響で、立地の良い中古物件(マンション・戸建て)を購入してリフォーム・リノベーションを行う層が増加しています。これにより、駅徒歩圏内など条件の良い中古物件の需要が高まり、周辺の地価を支える要因となっています。

2. 購入検討者に向けたエリア選びと予算のポイント

価格が上がりやすい市場環境の中で物件を探す際は、焦って予算を上げるのではなく、条件を柔軟に見直すことが効果的です。

① エリアの条件を少し広げてみる

人気のターミナル駅や急行停車駅は需要が高く、価格も高く設定されています。予算とのバランスに悩んだ場合は、各駅停車のみが停まる隣の駅を検討したり、駅からの徒歩分数を5〜10分ほど広げてみることをお勧めします。埼玉県は比較的平坦な地形が多いため、自転車などを活用できれば、利便性を大きく損なわずに価格を抑えた物件を見つけやすくなります。

② マンションと戸建てを比較検討する

近年はマンションの人気が高い傾向にありますが、建築費高騰の影響を受けやすく、価格が上昇しやすい側面があります。
一方で、埼玉県内であれば、同等の予算で「中古戸建て」や「建売の新築戸建て」が検討できるエリアも多く存在します。戸建ては、毎月の駐車場代や修繕積立金・管理費がかからないため、購入後のランニングコストを含めた総支払額で比較検討することが大切です。

③ 金利動向を踏まえた、無理のない予算設定

2026年現在、住宅ローンの金利にも変化が見られます。物件価格が上がっているからといって、借入限度額のぎりぎりまでローンを組むのはリスクを伴います。
「将来的に金利が上昇しても、教育費や生活費を圧迫せずに支払い続けられるか」という基準で、無理のない月々の返済額を算出し、それを上限として物件選びを進めることが重要です。

3. 売却を検討されている方へ:現在の市場環境と注意点

現在、埼玉県内に不動産を所有しており売却を考えている方にとっては、需要が安定しているため、総じて条件の良い市場環境と言えます。

エリアや物件ごとの「二極化」を理解する

ただし、どのような物件でも高く売れるわけではなく、市場は明確に二極化しています。
駅に近く生活利便性が高い物件や、災害リスクの低いエリアの物件はスムーズに売却できる傾向にあります。一方で、駅から遠く交通の便が悪いエリアや、建物の老朽化が著しい物件については、需要が集まりにくく、価格設定を慎重に行う必要があります。

相場から離れた高額な査定への注意

市場が活発な時期は、不動産会社から実際の相場よりも意図的に高い査定額が提示されることがあります。
高すぎる価格で売り出しを始めると、長期にわたって売れ残り、最終的には相場よりも安い価格で手放さざるを得なくなるケースがあります。売却を成功させるためには、近隣で実際に売買が成立した「成約事例」などの客観的なデータに基づき、適正な価格設定を行うことが不可欠です。

実家が空き家になっている場合

相続等で取得したご実家が空き家になっている場合は、早めの対応をお勧めします。建物は人が住まなくなると劣化が進みやすく、資産価値の低下に繋がります。また、毎年の固定資産税の負担もあります。需要が安定している現在のタイミングで、売却や活用の方向性を検討することは、合理的な選択肢の一つです。

4. データは参考にしつつ、ご自身のペースで進める

不動産市場のデータは全体の傾向を示すものであり、最終的な決断の基準となるのはお客様ご自身のライフスタイルや将来の計画です。

「相場が上がっているから」という理由だけで急ぐ必要はありません。まずはご自身の希望条件と無理のない資金計画をしっかりと整理することが大切です。

ベルツリーでは、最新の市場データを客観的にお伝えした上で、お客様の状況に合わせたフラットなアドバイスを行っております。「現在の予算で希望のエリアを検討できるか」「所有している不動産の適正な価値を知りたい」など、ご不明な点がございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

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