カテゴリ:ベルツリーの不動産コラム / 投稿日付:2025/06/29 12:07
「そろそろ家を売ろうかな…」「親の不動産を相続したけど、どうすれば?」不動産の売却は、人生でそう何度も経験するものではありません。そのため、思わぬ“落とし穴”にはまりやすいのも事実です。今回は、不動産売却の現場でよくあるトラブルや後悔、そしてそれらを事前に防ぐためのポイントを、仲介会社・タイミング・税金リスクの3つの視点から解説します。
◆ 落とし穴①:「仲介会社の選び方」を間違えると売れない?
不動産を売却する際、ほとんどの方がまず不動産仲介会社に依頼します。
しかし、選び方を間違えると…
- ・価格査定だけ高くて、全然売れない
- ・情報公開が不十分で内覧が少ない
- ・担当者が途中で変わって連絡が来ない
といったトラブルに発展することも。
【回避するためのポイント】
- ・複数社に査定依頼をし、「対応の質」「根拠ある価格提示」を比較
- ・地域密着型かつ売却実績の多い会社を選ぶ
- ・専任媒介契約と一般媒介契約の違いを理解する
(※専任だと販売責任が重くなり、熱心に動いてくれる傾向あり)
◆ 落とし穴②:「売却のタイミング」で数百万円差が出る!?
不動産は「いつ売るか」によって、売却価格に大きな差が出ることがあります。
- 相場が上がっているときに売れば高値が期待できる
- 逆に金利上昇や景気悪化時には買い手が減る
- 築年数や立地によっては「早めの判断」が功を奏するケースも
たとえば、築20年を過ぎると建物評価が急激に下がるエリアでは、「数年の違い」で売却価格に100万円以上の差がつくことも。
【回避するためのポイント】
- ・売却を検討し始めたら、まず近隣相場の把握を
- ・査定を受けつつ、「売り時」の提案をしてくれる会社に相談を
- ・年度末・新年度(1〜3月)は住宅需要が高まり、売れやすい傾向
◆ 落とし穴③:「税金・諸費用」を見落として損をする
不動産売却では、以下のような税金・費用が発生します:
- 譲渡所得税(利益が出た場合、最大20%以上の税率)
- 住民税・復興特別所得税
- 仲介手数料(最大売却価格の約3%+6万円)
- 測量費・登記費用・解体費などがかかる場合も
とくに「相続で取得した物件」は、取得価格の不明確さから譲渡益が大きくなり、想定外の税金負担が発生することも。
【回避するためポイント】
- ・事前に譲渡所得のシミュレーションを行う
- ・「3000万円の特別控除」などの特例制度の活用を確認
- ・売却前に税理士や経験豊富な不動産会社に相談しておく
◆ まとめ:不動産売却で失敗しないための3ステップ
★チェック項目 | ★なぜ重要? |
仲介会社選び | 売却力・対応力が価格やスピードに直結 |
売却タイミング | 相場と物件価値の“今”を見極める |
税金・費用の確認 | 想定外の出費や損失を防ぐ |
「何となく」で進めると、大きな損をする可能性あるのが不動産売却ですが、正しい知識と信頼できるパートナーがいれば、安心して進めることができます。
◆ 売却を検討中の方へ:まずは無料相談から!
株式会社ベルツリーでは、売却に関する無料相談・相場調査・諸費用の確認等、トータルでサポートしています。
「今すぐ売らなくても大丈夫?」「うちの物件、いくらくらいで売れるの?」など、どんな小さなご質問でもお気軽にご相談ください。