カテゴリ:ベルツリーの不動産コラム / 投稿日付:2025/07/20 12:59
「親が亡くなったけど、実家の土地ってどうすればいいの?」
相続が発生した直後、多くの方が戸惑うのが不動産の取り扱いです。
現金とは違い、不動産は分けにくく、売るにも名義変更が必要です。
しかも最近は、相続登記の義務化など、制度も大きく変わってきています。
今回は、**不動産相続で押さえておくべき基本と“最初にやるべきこと**をわかりやすくまとめました。
■ 相続が発生すると、土地は「相続人全員の共有状態」になる
親御さんが亡くなると、その土地や家は自動的に法定相続人(配偶者・子など)全員の共有財産になります。
つまり、「誰かが勝手に売ったり貸したりできない」状態です。
まずは、以下のステップを踏む必要があります。
■ 不動産相続の初動ステップ【4段階】
- 死亡届・火葬等の手続き(市役所)
- 遺言書の有無を確認(公正証書 or 自筆証書)
- 法定相続人の調査(戸籍の取得)
- 相続人全員で遺産分割協議
この協議によって、
- 誰が相続するか(共有にするか、売却するか)
- どのように分けるか(代償金を支払うか)
を決定し、それに基づいて**登記名義の変更(相続登記)**を行います。
■ 2024年から相続登記が義務化されました
以前は相続登記を「しないまま放置」しても罰則はありませんでしたが、
2024年4月以降、相続登記が義務化されました。
- 相続から3年以内に登記しないと、
- **10万円以下の過料(罰金)**が科される可能性があります。
特に、空き家・実家などを「とりあえず放置」している方は、
これを機に早めの手続きを検討することが重要です。
■ 名義変更だけでは済まない? 相続後に必要なこと
不動産を相続した場合、その後も以下の対応が必要になります:
- 固定資産税の納税(自治体への届出)
- 管理・草刈り・修繕などの維持コスト
- 空き家になった場合の防犯・防災リスク
- 売却や賃貸を検討する場合の名義整理・手続き
とくに遠方にお住まいのご家族や、兄弟間で共有しているケースでは、後回しにすると話し合いが難航するリスクもあります。
■ 相続した土地・家、どうすればいい?
▶ 相続して住む予定がある場合 → 名義変更+リフォーム等の準備
▶ 相続しても使わない場合 → 売却・賃貸・管理代行の検討
▶ 放置されている空き家 → 固定資産税・近隣トラブルに注意
なかには、「相続した土地を手放したい」という方のために、
国が引き取る「相続土地国庫帰属制度」を検討できる場合もあります(※条件あり)。
【まとめ】
不動産の相続は、単なる“名義変更”ではなく、その後の管理・活用・処分までを見据えた判断が必要です。
「手続きの流れがよくわからない」
「兄弟で話し合いがまとまらない」
「実家が空き家になっているが、どうしていいかわからない」
そんなときは、不動産の相続に強い専門家に早めにご相談ください。
司法書士・税理士・不動産会社が連携することで、ベストな着地点を見つけることができます。
「何から始めればいいのかわからない」という方は、相続前・相続後を問わず、ぜひ一度弊社にご相談ください。



