「2025年08月」の記事一覧(6件)
カテゴリ:ベルツリーの不動産コラム / 投稿日付:2025/08/31 12:07
マイホームを売却するときに活用できる代表的な税制優遇が、
- 3,000万円特別控除
- 特定の居住用財産の買換え特例
です。
どちらも大きな節税につながる制度ですが、併用はできません。
そのため「どっちを選べばいいの?」と迷う方が多いのです。
ここでは両者の違いをわかりやすく比較し、ケース別に解説します。
1. 制度の仕組み
3,000万円特別控除とは
- マイホーム売却で得た利益(譲渡所得)から 最大3,000万円を控除できる制度
- 条件を満たせば多くの場合、課税所得がゼロになる
買換え特例とは
- マイホーム売却時の譲渡所得税を 次回売却時まで繰り延べできる制度
- 売却益が大きく、控除だけでは税額が残る場合に有効
2. 比較表
項目 | 3,000万円特別控除 | 買換え特例 |
節税効果 | 譲渡益から最大3,000万円を非課税にできる | 税金を将来に繰り延べできる(免除ではない) |
適用条件 | 自宅(居住用)を売却、3年以内の売却など | 自宅を10年以上所有、売却価格1億円以下、新居購入など条件多数 |
税金の扱い | その年の譲渡益から控除し、即座に節税 | 売却時には課税されず、次の売却時にまとめて課税 |
将来の影響 | 一度課税がゼロになれば将来売却に影響なし | 将来売却するときに「繰り延べ分」も合算して課税 |
他制度との併用 | 一部可能だが買換え特例とは併用不可 | 他制度と併用不可 |
メリット | わかりやすく即効性がある | 買い換えた家を「一生売らない」ならほぼ課税されない |
デメリット | 譲渡益が3,000万円を超えると課税が残る | 減税ではなく繰延べ。将来売却で多額の課税が発生 |
3. ケース別の選び方
ケース1:譲渡益が3,000万円以下
➡3,000万円特別控除がおすすめ
控除によって譲渡益がゼロになり、譲渡所得税はかかりません。
ケース2:譲渡益が3,000万円を超える
➡比較が必要
- 譲渡益4,000万円 → 控除後1,000万円に課税(約200万円の税金)
- 買換え特例 → 税金は繰延べ、将来の売却時にまとめて課税
資金計画や「次に家を売るかどうか」で判断します。
ケース3:最後のマイホームにするつもり
➡買換え特例が有利
住み続けて亡くなれば、繰り延べた譲渡所得税は課税されずに消滅します。
「もう売らない」と決めている方には大きなメリットです。
ケース4:将来また売却する可能性がある
➡3,000万円特別控除が安心
買換え特例は将来に課税が回されるため、後でまとまった税金がかかるリスクがあります。
4. まとめ
- 譲渡益が3,000万円以下 → 3,000万円特別控除
- 譲渡益が大きい/最後の住まいにする → 買換え特例も検討
- 将来売却予定がある → 3,000万円特別控除が安心
どちらが有利かは、譲渡益の大きさ・今後の住まい方・資金計画によって変わります。
必ずシミュレーションしてから判断しましょう。
さいたま市周辺で不動産の売却や住み替えをご検討中の方へ。
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カテゴリ:ベルツリーの不動産コラム / 投稿日付:2025/08/30 12:51
「今の家を売って駅近のマンションに住み替えたい」
「子どもが独立したので、広すぎる戸建てを手放したい」
お客様からよくいただくご相談のひとつが、「住宅ローンが残っていても住み替えできるのか?」という不安です。
結論から言えば、住宅ローンが残っていても住み替えは可能です。ただし、資金計画を誤ると「二重ローンで苦しい…」「売却が進まずに引っ越せない…」といった失敗に繋がります。
ここでは、ローン残債がある状態で住み替えを検討する方に知ってほしい具体策をまとめました。
1. 売却代金でローンを完済できるケース
もっともシンプルなのは、「売却代金 > ローン残債」 となるケースです。
売却で残債を完済し、残りを次の家の購入資金に充てられます。
例:残債1,500万円の戸建てを2,000万円で売却 → 1,500万円を完済 → 500万円を新居の頭金へ。
➡このケースでは比較的スムーズに住み替えが可能です。
2. 売却代金がローン残債を下回る場合
問題となるのは、「売却代金 < ローン残債」 の場合。
この差額をどうするかが住み替えの大きな課題です。
不足分を自己資金で補う
貯蓄や退職金などで補える場合は問題ありません。
住み替えローンを利用する
自己資金で補えない場合は「住み替えローン」という仕組みを活用できます。
これは、
- ・現在の住宅ローン残債
- ・新居の購入資金
を一本化して借り入れる制度です。
ただし注意点として、
- ●審査が厳しくなる
- ●借入額が増え、毎月の返済額も増える
- ●金利がやや高めになる場合がある
というデメリットもあります。利用を検討する際は必ずシミュレーションを行いましょう
3. 仮住まいを避けたいときの工夫
「売却を先にすると仮住まいが必要になるのでは?」という不安もよく聞かれます。
その場合の工夫としては、
- 購入先行+住み替えローン(仮住まい不要。ただし資金リスクあり)
- リースバック(売却後も一時的に同じ家に賃貸として住み続けられる)
といった方法があります。
4. 税制優遇を活用して負担を減らす
住み替えをする方にぜひ知っていただきたいのが税制優遇です。
- ●3,000万円特別控除
マイホームを売った利益(譲渡所得)から最大3,000万円まで控除できる制度。 - ●買い替え特例
一定条件のもとで、売却益にかかる税金を繰り延べできる制度。
これらを活用することで、手取り額が大きく変わります。
5. 成功のために大事な3つのステップ
- ●正確な査定で売却価格を把握する
→ 地域の相場に詳しい不動産会社に査定を依頼しましょう。 - ●ローン残高と諸費用を確認する
→ 売却代金から残債や諸費用を差し引いた「実際に残る金額」を計算することが重要です。 - ●信頼できるパートナーに相談する
→ 売却と購入をワンストップで対応できる会社を選ぶと、資金計画とスケジュール調整がスムーズです。
まとめ
住宅ローンが残っていても住み替えは可能です。
ただし、
- ●売却価格とローン残債の差をどうするか
- ●仮住まいの有無
- ●税制優遇の活用
といったポイントを押さえることが成功のカギです。
「うちの場合はどうなるの?」と気になった方は、まずは 無料査定とローン残高の確認 から始めてみましょう。
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カテゴリ:ベルツリーの不動産コラム / 投稿日付:2025/08/24 12:16
「持ち家は賃貸よりお得」という話、耳にしたことはありませんか?
実際には一概に「得」とは言えず、ライフスタイルや将来設計によって答えは変わります。本記事では、持ち家と賃貸のコスト・メリット・デメリットを整理し、どんな人にどちらが向いているのかを分かりやすく解説します。
■ 持ち家のメリットと注意点
メリット
- ローン完済後は自分の資産として残る
- リフォームやリノベーションが自由にできる
- 老後の住まいとして安心感がある
注意点
- 固定資産税や都市計画税、修繕費など維持費がかかる
- 転勤やライフスタイルの変化に柔軟に対応しにくい
- 売却時には築年数や市場動向により価格が変動する
持ち家は資産として残る分、長期的なメリットがありますが、維持費やライフプランの変化も考慮する必要があります。
■ 賃貸のメリットと注意点
メリット
- ライフスタイルに合わせて住み替えが容易
- 修繕費や大規模なメンテナンスの負担が少ない
- 初期費用を抑えやすい
注意点
- 家賃を払い続けても自分の資産にはならない
- 内装や設備に自由度が少ない
- 高齢になると契約更新が難しい場合もある
賃貸は初期費用や維持負担が少ない分、自由度が高く柔軟な生活が可能です。しかし、資産形成という観点では持ち家に比べて不利になる場合があります。
■ どちらが得かは「ライフプラン次第」
「どちらが得か」を単純に判断することはできません。
- 若いうちは住み替えや転勤の可能性があるため賃貸のメリットが大きい
- 家族が増え、安定期に入ったら持ち家のメリットが活きる
- 老後も安心して住める場所を確保したい場合は持ち家が有利
重要なのは、資産面だけでなくライフスタイルや将来の計画に合わせて選ぶことです。
■ まとめ
「家を買うと得?」という疑問に対する答えは、人によって異なります。
持ち家は資産として残るメリットがありますが、維持費や売却リスクもあります。
賃貸は自由度が高く初期費用を抑えられますが、資産形成の面では不利です。
どちらを選ぶにせよ、自分や家族のライフプランを整理し、専門家に相談して判断することが、後悔しない住まい選びのポイントです。
もし「自分の場合はどちらが得か分からない」「将来の住まいについて具体的に相談したい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
当社では、お客様一人ひとりのライフプランや資産状況に合わせて、持ち家・賃貸のメリット・デメリットを踏まえた最適なアドバイスを行っています。
無料相談・査定も随時受け付けておりますので、まずはお問い合わせフォームまたはお電話でお申し込みください。
カテゴリ:さいたま市北区 地域情報 / 投稿日付:2025/08/16 13:00
1. 交通アクセスの便利さ
さいたま市北区は、JR宇都宮線・高崎線の「土呂駅」や「宮原駅」、埼京線の「日進駅」、そして埼玉新都市交通ニューシャトルの「加茂宮駅」が利用可能で、都心部やさいたま新都心、大宮へのアクセスが非常に良好です。通勤や通学はもちろん、休日のお出かけにも便利な交通網が整っています。さらに、国道17号線や県道の主要道路も整備されており、車での移動もスムーズです。これらの交通利便性が、子育て世代を中心に多くの人口流入を促しています。
2. 医療体制の充実と安心感
北区には「大宮中央総合病院」をはじめ、多くの専門クリニックや診療所が点在。内科、小児科、整形外科など多様な診療科目に対応しており、急な体調不良やケガの際も迅速に対応できる医療環境が整っています。高齢者から子育て世代まで幅広い世代に安心感を提供しており、医療面での充実は住まい選びの重要なポイントです。
3. 教育環境の充実と子育て支援
さいたま市は、文部科学省が令和6年度に公表した英語教育実施状況調査で、中学3年生のCEFR A1レベル(英検3級相当)以上の割合が全国平均52.4%に対し、36.8ポイント上回る89.2%で全国1位となりました。これは英語教育におけるさいたま市の高い実績を示しています。北区内の公立・私立の保育園、幼稚園、小中学校ではICT教育の推進や放課後児童クラブの充実、そして地域ぐるみの子育て支援が盛んです。区役所運営の子育て支援センターでは育児相談や親子の交流イベントが定期的に開催されており、子育て家庭にとって頼りになる存在となっています。
4. 生活利便施設の充実
北区には大型ショッピングモール「ステラタウン」や「イオン大宮店」があり、食品スーパーや専門店、飲食店が豊富に揃っています。駅前の商店街やドラッグストアも充実し、日常の買い物はもちろん休日のショッピングも楽しめます。加えて、緑豊かな公園も多く、子どもと一緒に過ごせる環境が整っているため、快適で充実した暮らしを実現できます。
さいたま市北区は、交通アクセス、医療環境、教育・子育て支援、生活利便施設がバランス良く充実しているため、特に子育て世代から支持されています。人口流入も増え、これから家を買う方にとって理想的な住環境が整っている地域です。
地域に詳しい当社だからこそ提供できる最新の不動産情報と地域情報をもとに、お客様の理想の住まい探しを全力でサポートいたします。さいたま市北区での新生活をぜひご一緒に実現しましょう。
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カテゴリ:ベルツリーの不動産コラム / 投稿日付:2025/08/03 12:21
「自宅を売ろうと思っているけど、どこに相談すればいいのか分からない」
「不動産売却って、そもそも何から始めればいいの?」
こんなお悩みをお持ちではありませんか?
不動産売却は、人生の中でも大きなイベントの一つ。不安や疑問を抱えるのは当然です。実は、最初の「相談先選び」こそが、売却の成否を左右する重要なポイント。このコラムでは、よくあるご相談内容や、相談から売却までの流れ、そして当社がどんなサポートを提供しているかをQ&A形式でご紹介します。
よくある不動産売却のご相談【Q&A】
Q1. 売却を検討中ですが、まだ決心がついていません。相談だけでも大丈夫ですか?
A1. はい、もちろん大歓迎です。
「とりあえず話だけ聞いてみたい」という方も多くいらっしゃいます。今売るべきかどうかを判断する材料として、査定や市場動向の情報をご提供いたします。
Q2. 不動産を相続したのですが、どうすればいいですか?
A2. 相続不動産の売却には、名義変更や税金の知識も必要です。
相続登記や相続税の申告など、専門的な手続きも当社が提携する士業の先生方と連携してしっかりサポートいたします。
Q3. 住宅ローンが残っていますが、売却は可能ですか?
A3. 可能です。
ローン残債を完済するために必要な価格や、住み替えローンの活用方法などをご提案いたします。
Q4. 近所に知られずに売却したいのですが…
A4. 「非公開売却」や「買取」などの方法もございます。
インターネットに掲載せずに買主を探す方法や、当社による即時買取も可能です。ご希望に合わせて対応いたします。
「相談するだけ」で得られる3つのメリット
- 現在の市場価格がわかる(無料査定)
- 売却にかかる費用・税金を事前に把握できる
- 売却以外の選択肢(賃貸・買取・リースバック)も検討できる
特に近年は、エリアによって価格が上昇傾向にある場合も多く、**「想像以上に高く売れた」**というケースも少なくありません。
不動産売却の相談は、地域密着の当社におまかせください
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カテゴリ:ベルツリーの不動産コラム / 投稿日付:2025/08/02 12:15
中古一戸建ては、新築に比べて価格が抑えられ、立地条件の良いエリアでも選択肢が広がる魅力があります。しかし、見た目の良さや価格だけで判断してしまうと、購入後に後悔するリスクも…。本記事では、中古戸建て購入を検討している方に向けて、購入前に確認すべき注意点をわかりやすく解説します。
1. 築年数だけで判断しない
「築浅=安心」と思いがちですが、建物の状態は築年数だけでは判断できません。定期的にメンテナンスされていたか、リフォーム履歴があるかが重要です。築20年以上の物件でも、丁寧に管理されていれば良質な住宅は多く存在します。
2. 見えない部分の劣化に注意
中古住宅で特に注意したいのが、シロアリ被害・雨漏り・基礎のひび割れなど、目に見えにくい部分の劣化です。内見時には見落としがちなので、専門家による住宅診断(インスペクション)の活用を検討しましょう。
3. 設備やインフラの確認も必須
キッチンや浴室などの設備が古い場合、交換に数十万円以上かかるケースもあります。また、上下水道やガスなどのインフラが現在の基準に合っているか、近隣環境に問題がないかも要チェックです。
4. 再建築の可否や法的制限を確認する
中古一戸建てでは、再建築不可や建ぺい率・容積率の制限により、将来的に建て替えができない物件も存在します。購入前に必ず、不動産会社を通じて法的制限や都市計画の確認を行いましょう。
5. 周辺環境や隣人トラブルも事前にチェック
物件自体が良くても、騒音・治安・交通利便性・学校区などの周辺環境が合わなければ、住み心地に大きく影響します。また、近隣住民とのトラブル履歴がある物件も注意が必要です。
6. リフォーム・修繕費を見込んだ予算計画を
中古戸建てはリフォームを前提とする場合が多いため、物件価格+リフォーム費用+諸経費(仲介手数料・登記費用など)を含めた資金計画が重要です。予算オーバーにならないよう、事前に見積もりを取っておくと安心です。
中古一戸建ては「見極め力」がカギ!
中古戸建ての購入は、見るべきポイントを押さえれば、新築以上の満足度を得られるケースも多々あります。不安な点は不動産のプロに相談しながら、慎重に物件選びを進めることが「後悔しない購入」への第一歩です。
中古戸建ての購入なら、地域密着の当社にお任せください!
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